誰ガ為の…こういう表現も聞いたことはある気もするがはっきりと意識したのはゲームのタイトルが最初だろうか
明鏡国語辞典 第二版から引用
② 【「・・・のために」の形で、用言に続けて)・・・に役立つように。・・・の利益になるように。 「チームの一に頑張る」 「後々の一に言っておくが、・・・」
⑤《「・・・ため(に)」の形で動詞や助動詞の連体形を、「・・・のため(に)」の形で体言を受けて、 下の用言に続けて)次に述べることの目的を表す。
「生きる一に働く」「事件を忘れないーにも記録をとる」「目標達成の一努力する」
[語法]
(1)形容詞・形容動詞の場合は、「・・・あるため」の形にしたり、名詞に変えて「ため」を続けたりする。「美しくある一に努力する」「健康の一に山登りをする」
(2)体言に続く言い方は「・・・のための」の形をとる。「活動の一の資金を集める」
⑥【「・・・ため(に)」の形で活用語の連体形を、「・・・のため(に)」の形で体言を受けて、下の用言に続けて》次に述べることの原因・理由を表す。・・・によって。・・・のせいで。・・・のゆえをもって。
「無理をした一に病気になった」「道が狭いーに車が入れない」「家が手狭な一、改築する」「美しさの一に人から妬(ねた)まれる」「交通至便の一に地価も高い」
[表現] 文語的な言い方に、体言や動詞連体形を受ける「・・・がために」がある。「これが一に苦労した」「不祥事を起こしたが一に失脚した」
「・・・がために」は文語的な言い方であるとの書き方からして一般的には及ばないのだろ
とはいえ文法許容度が低そうにも思えない
- 借金返済のために働く
この文章はどれにあたるのだろうか
② 借金返済に役立つように働く
⑤ 借金返済を目的として働く
⑥ 借金返済を理由に働く
いずれにせよ問題がないように思う
問題はないのだが解釈により受け取る印象は異なり②および⑤では前向きに働いているように受けるが⑥では後ろ向きに感じる
これは通る例を探したからこそであり
- 家族のために働く
では⑤⑥が怪しい(もちろん意味は推察できるが)
家族という単語に動名詞が含まれないためだろうか
そのため
- 自立のために働く
なんて形であれば概ね問題ないと思える
私としては
② 自立に役立つように働く
の違和感が拭えないがこれは働くことを自立することに限定的な結びつきを感じているかもであり働くことを自立することの一要素と捉えていれば普通に受けるのだろう
- 借金返済がために働く
これは間違いなく
⑥ 借金返済を理由に働く
だとわかる
一方で
- 家族がために働く
の違和感は計り知れない
ら抜き言葉は誤りであると指摘されることも少なくないが可能を受動から切り離すことに成功しており利便のために文法許容度も低くない
Twitterをみていると明瞭のために可能の場合はら抜き言葉を使うべきだという主張さえもみたことがある
一方でら抜き言葉は誤りであるとの指摘も相変わらず存在し人から注意されるのを嫌い(その利便性は承知しながらも)使わない人も多いだろう
「・・・がために」も似ている構造だが状況は異なる
誤りであると指摘されることも少ないし多くの人は利便性も知らない
あまり使われていないのだから仕方がない
ただ誰ガ為のアルケミストのブランディングもあってか格好いい印象はあるから使っていきたいなと思う
知っている人には影響されやすいゲームのオタクと思われるだろうけど
ここ最近は漫画を読もうという意識が高く最中にあずまんが大王の kindle が安くなったために購入し読んでいるのだがアニメの印象が強く脳内では何をしていても空耳ケーキが流されている
しかし歌詞を聞き取ったり覚えたりするのが苦手だから常に cake for you を繰り返していて気が狂いそうだ
そんな状況だからか今回の内容も4コマ漫画のようにしてみると面白いかもしれないなと思った
1コマ目
執事の家系の哲学クン< お嬢様、借金返済がために働きますよ。
2コマ目
没落貴族の女子高生< 働かないわよ!っていうか何その気持ち悪い言い方!!
3コマ目
哲学クン< 「~がため」と言えば「~のため」が含む目的と理由のうち目的の用途をそぎ落とせるんですよ。今のお嬢様の心境的に働くことに後ろ向きでしょうし目的というよりは理由のほうがあっているかと。(1文目の文末から文字の大きさを小さくしていく)
4コマ目
女子高生< 袈裟固め!
哲学クン< その
みたいな
俳句のような文字数が限定されている作文をしていると自由にさせてくれないことへの精神的な負担がかかり嫌になってしまうきらいがあり4コマを考えているときも同様の感覚をおぼえた
5コマにしても別によくないか
いや別にいいのか
連載をもっていて形が決まっているわけでもないし
いやでもそういう自由って普段は決まりのとおりに行っているからこそ映えるわけだよね
連載であっても無理矢理に5コマや6コマにしている作品をみたことがある気がする
「基礎のない発展は独創ではない」みたいな名言があった気がする
微分音とかをみているとなぜ私はピアノに対してその自由のなさを気にしなかったのか少しだけ不思議に思う
楽器は基本的に自由がない
音階は定められているしそこから外す音をだすには敢えてチューニングをずらすなどの工夫が必要だ(金管とかは半端な音も出せなくはないが)
だからこそ後藤ひとりのボトルネック奏法が心揺さぶられる演出であるのだろう
普段から変な弾き方をしていたらイロモノそういう YouTuber 町の名物そんなところだろ
そう思って一応4コマに納まる内容にした
文法許容度について考えるたびに「い形容詞+です」が頭をよぎる
紙で文章を読んでいると気になるのだがメッセージやブログなどのディスプレイで読む文章ではあまり気にならない
鉛筆で文章を書くときはなるたけ控えるけれどキーボードで作文するときは書いてしまうこともある
そんな具合だが読んでいて1回でも気になってしまうと暫く引っかかってしまう
これについては全く大義もあるのだからら抜き言葉を取り締まるくらいならこっちに鞍替えすればよいのになと思うのだがあまり注目されていないように思う
あまりにも話が散らかっていて驚くのだがそういう日があっても良い気がする